未来機械のロボットは、
日本と世界をつなぐ 新たな架け橋になれる。

2019年1月入社 / 大阪府出身 / 海外営業

将来性の高いビジネスの中で、キャリアを広げていきたい

2019年、人生2度目の転職先として私が選んだのが未来機械。スタートアップ企業は初めてです。海外志向がもともと強く、大学卒業後の就職先として選んだのが、メーカーの海外営業の仕事でした。その後海外に在住しながら働きたいという思いが強くなり、ベトナムに現地法人をもつ商社兼メーカーに転職しました。いずれも経営基盤が安定した企業でしたし、希望通り海外での仕事が中心でしたから不満はありませんでした。

ベトナムで忙しいながらも充実した日々を過ごしていた時、インターネットで偶然知ったのが「ソーラーパネル清掃ロボット」でした。開発当初から中東やインドをターゲットにしているという視点の斬新さと、今後長期にわたって成長が望まれる太陽光発電ビジネスに携われるという期待感が相まって、自身のキャリアを広げるチャンスだと直感的に思いました。勤務地が香川県というのを知って、若干躊躇した部分はあるんですけど(笑)

太陽光発電の本当の可能性を、人はまだよく知らない

太陽光発電のニーズが高まっていることは入社前から知っていました。でも火力発電や原子力発電に比べれば発電量は桁違いに少ないし、将来的に主力の発電方法になるとは思えませんでした。ニーズが高まっているのは、「地球環境に良いから」程度の認識だったんです。これは大きな間違いでした。入社後、インドの砂漠で太陽光発電の現場を目の当たりにして、認識を改めました。

中東やインドはいま、エネルギー需要が爆発的に伸びています。この需要の高まりにスピード感をもって応えていくには、太陽光発電がベストなんです。建設コストが低く、すぐに稼働させられる。環境面のみならず、効率面から見ても、今後最も可能性を秘めた発電方法が太陽光なのです。

市場を切り開き、日本と世界の架け橋に

私はいま中東やインドを転々としながら、太陽光発電事業者様に、私たちの「ソーラーパネル清掃ロボット」をプレゼンテーションする日々を送っています。正直に言えば、決して楽な市場ではありません。市場には当社のロボットの比にならない格安製品が出回っています。性能面で見れば、未来機械製のロボットは圧倒的です。それでもコスト重視の文化の国で、私たちの本当の価値を理解して頂くには、まだまだ時間がかかりそうです。

未開の地で市場開拓していくことは前例がなく、難しいです。でもゼロから道を切り開く仕事ですから、ワクワク感でいっぱいです。毎日のように降りかかる現実の壁をどう乗り越えていくか。安定した企業、安定した市場の中では決して経験できない醍醐味に溢れています。私たちのロボットが海外の市場で受け入れられ市場開拓できれば、ロボットが売れたという事実以上の何かを成し遂げられると思うのです。それは、私たちのロボットテクノロジーが、日本と世界の新たな架け橋になるということ。その可能性を信じて、私は明日も世界のどこかにいるはずです。