まだまだ小さなスタートアップ企業。 それでも人材の豊富さは、 自慢できる組織だと思います。
2015年10月入社 / 愛知県出身 / ソフト開発
スタートアップ企業ならではの、整っていない状況にワクワク
ロボットに特別な思い入れもなく、四国の生まれでもない私が、なぜ未来機械でエンジニアをやっているのか。改めて考えると不思議ですね。空港の貨物部門で働いていた私が、地元の同級生だった当社主任研究員から声を掛けられ、手伝いのつもりでプログラマーとして参加したのがすべての始まり。とても軽い気持ちで働き始めたのですが、いつのまにかロボットに組み込むソフトウェアの開発という大役を任されていたのでした(笑)
私が当社で本格的にプログラマーとして働き始めたころは、「ソーラーパネル清掃ロボット」初号機のプロトタイプ開発の真っ最中。スタートアップ企業ならではの、良い意味でのカタチが整っていない状況がとても魅力的でした。ものづくりだけじゃなく、組織づくりも一から自分たちでカタチにしていける醍醐味に、いまもワクワクしています。
常に全力プレー。常に全員参加
ソフトウェア開発は、言わばロボットの頭脳部分の開発です。仮にプログラミングミスによる動作エラーが起きた場合、極めて大きな欠陥となり、商品にはなりません。私も海外の太陽光発電所で動作テストに立ち会ったことがありますが、本当に祈るような思いでロボットを見守っていました。ですからインドの広大な砂漠の中で、私たちのロボットが正確に動く姿を確認できた時は、この上ない喜びに溢れました。
まるでソフトウェア開発のエキスパートのように思われるかもしれませんが、当社に入社するまではソフトウェアの開発経験はありませんでした。情報系の学部出身というだけです。それでもここまで充実してやってこられたのは、いいものをつくりたいという情熱が、当社には充満しているからだと思います。なにせ少数精鋭の組織ですから、様々な場面で問題が生じると、全員で解決策を練ります。「ソフトウェア担当だから」などと言っていられないのです。常に全員が全力で問題解決に挑む。疲れますが、しびれる毎日です。
20代の若手から70代の大ベテランまで、豊富な人材が魅力
正直に言えば、会社としての体はまだ成り立っているとは言えません。役割や業務の振り分けも曖昧になっている部分があります。でも当社には様々なスキルを持った、様々な年代の人材が集まりつつあります。いずれは当社の中心的エンジニアになるだろう20代の若手から、エンジニアとして長年日本のものづくりに貢献してこられた60代、70代の大先輩まで。若い発想と経験に裏付けされた確かな技術力が、当社最大の魅力だと思います。