未来機械に絶対入社したいと思いました。
プログラマーを夢見た少年時代 ものづくりで感じる充実感
幼い頃からコンピューターに興味がありました。高校生の時に初めて自分でプログラムを組み、その時に将来はプログラマーになると決めました。大学でもプログラミングの勉強を続け、就職したらパソコンやスマートフォンアプリの開発者になるのだろうと漠然と思っていたところ、たまたま見つけたのはソフトウエアの「組み込み」の仕事。
経験はほぼゼロで、分からないことだらけ。しかし、実際にやってみると「組み込み」の面白さに引き込まれたのでした。
主に科学館などの展示物を作っていました。「ものを作る」ことが好きで、自分が作ったものたちに囲まれる毎日に大きな充実感を覚えました。
4年ほど組み込みの仕事を続けながら色々な技術を学ぶにつれて、新しいこともだんだんと少なくなり飽きてしまいました(笑)
カナダから日本へ 移住を決意するも…
実は、昔から日本の漫画やゲームが好きで、英語に翻訳されていない日本語の文章を読めるよう高校時代から日本語を勉強していたんです。日本の文化にも大変興味がありましたので、心機一転、新しい仕事を日本で見つけて、日本に住んでみようと移住を決断。勤めていた会社を退職し、準備のため実家に帰りました。ところが、タイミング悪く新型コロナウイルスの影響で国をまたがる移動が制限され、2年程実家でプログラミングと日本語の勉強をしながら過ごし、ようやく移住が出来るようになってから転職活動を開始しました。
色々な会社の面接を受ける中でも、未来機械の面接はほかの会社とは違いました。面接ではロボットの技術についての議論。会社の見学ツアーも組んでくれて、現在の同僚にも会いました。
私自身、ロボット作りの経験はありませんでしたが、メンバーも穏やかで優しそうな人が多く、何より面白いロボットを開発している未来機械に絶対入社したいと心に誓いました。
それまで日本への旅行経験もなかったので、移住に不安がなかったかと言えば嘘になります。会社が引っ越しの手伝いや生活のあれこれも幅広くサポートしてくれたため、入社後はスムーズに日本での生活や会社に馴染むことができました。
どんどん動けるようになるロボット 効率と信頼性を高めたい
未来機械での仕事はファームウエアの組み込みです。モーター制御、OTA通信のコードを主に担当しています。その他にもIoT、Web画面やPC用開発ツール等を担当することもあります。
入社後最初に携わった墨出しロボットは一番印象に残っているプロジェクトです。全く動けない段階からスタートして、コードが完成するにつれて少しずつ動きがよくなり、最終的に精度よく墨出し作業ができるようになるまでに成長した姿を見ると嬉しく思います。ラスベガスの展示会にも出展したのですが、アメリカの大舞台で頑張る墨出しロボットにとても感動しました。
これからも未来機械で新しいロボットをもっと生み出していきたい。開発の効率と信頼性をもっともっと高めていくこと。それが私の目標です。